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運用有効性評価から改善活動へ

内部統制プロジェクトも前半の山場を迎えています。
文書上でOKとされたコントロールが実際に有効に機能しているかをテストする運用有効性評価フェーズが今月末で終了するのです。

私が担当している国内、海外の生産拠点は私を含めた2名のコンサルタントで支援しています。国内生産拠点の支援はまだコンサルタント2年目ですが非常に優秀なN君に現地サポートを任せ、私は海外の2拠点と本社工場を支援しています。

9月最終週の4日間で各生産拠点の内部統制チームを一同に集め、ワークショップを実施します。
ワークショップではこれまでに出た課題を整理し、今後の改善活動の方針をディスカッションする場にするつもりです。

今週はワークショップのアジェンダを作ることから始まり、各拠点のテスト結果をレビューしディスカッションするテーマを選定したり確認する項目を洗い出したりと準備に明け暮れ「山場感」たっぷりの一週間でした。

今回2回目となるワークショップ、前回は中国語と日本語が飛び交う場でしたが、今回もまた中国語と日本語、そして英語も飛び交う国際色豊かなワークショップになりそうです。

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by beyondpark | 2007-09-22 09:48  

文書化と運用評価

現在私がアサインされているプロジェクトは有効性の評価フェーズの真っ最中。文書化された有効性評価を終え、運用評価を実施するところに差し掛かっています。

運用評価の実施に当たって、今回クライアントの海外生産拠点に行って参りました。
私が行ったのは中国にある2拠点、今回が二度目の中国訪問です。
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前回行ったときにも感じたことですが、under constructionが大変目に付きます。
上海ともう一箇所は日系企業が多く進出している地方都市、上海をはるかに凌駕する建築ラッシュで香港、上海以外の都市も凄いスピードで都市化が進んでいます(左の写真は上海)。



現地のプロジェクトメンバーが用意した、運用評価に必要な業務プロセス毎のサンプルデータと証憑類をレビューしました。
そこで実際に運用評価で用意した証憑を集めてチェックして見ると、そこで新たに業務改善が必要な事象が出てくるということがありました。これは有効性評価のフェーズでの難しいポイントですが、やはり文書に拠る業務の評価というのは網羅的に不備の洗い出しをするということに限界があります。

運用評価を実施した後には、これまでの文書化、有効性評価、運用評価で洗い出された課題に対する業務改善案のとりまとめ。そして実際の業務改善の実施です。

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by beyondpark | 2007-08-22 21:53  

レアメタル

日経新聞:2007/05/22
「製造業、省資源で世界に先行・金属高騰で生産改革」
-トヨタ自動車は新型車の銅使用量を1割削減、JFEスチールなどはニッケルを使わないステンレス鋼を増産する。-
今朝の一面です。

レアメタル(希少金属)と呼ばれている元素は31種類あって、家電、自動車、ハイテク分野で欠かせない材料です。
トヨタをはじめとする日本の製造業にとっては欠かせない原材料となっています。
ちなみにゲルマニウム温浴のゲルマニウム(Ge)もレアメタルです。

そのため、経済産業省では特に重要な7鉱種について、国家備蓄を進めています。
-現在国家備蓄しているレアメタル-
V:バナジウム
Cr:クロム
Mn:マンガン
Cb:コバルト
Ni:ニッケル
Mo:モリブデン
W:タングステン

ここのところ中国でレアメタルの需要が急増しているため、世界的な供給余力が減少する可能性が出てきており、そんな中国は一方で
「中国、鋼材の輸出抑制へ関税・米中対話にらむ(日経新聞:5月21日)」
ということで、貿易黒字の拡大を抑える姿勢として実施に至ったようです。

貿易黒字の拡大を抑えるというのは対外的な理由としてもちろんありますが、関税による税収増も相当見込めるんでしょうね。
一方でガソリンの輸入関税は引き下げています。
どちらも6月1日から実施とのことです。

日本は昔から原材料は輸入に頼ってきたのでこれまでも原材料の安定確保は課題だったのですが、
企業の自らの努力で「リスクの高い原材料はなるべく使わない」という判断をしています。

もうひとつの方法としては、ゼロエミッション。
これは採算が取れるかどうかが難しい取り組みですが、企業のイメージアップにもなります。
環境会計の側面から見てもグローバル企業の多くはゼロエミッションに取り組んでいます。
レアメタルという観点では、ゼロエミッションの取り組みとして自社の製品を回収し、
そこからレアメタルを抽出して再利用する施策が挙げられます。
キヤノン、リコー、富士ゼロックスなど事務機メーカーなどの取り組みが比較的進んでいるようです。
企業向けのサービス拠点を備え、消耗品を回収・補充するビジネスモデルがこういった取り組みにマッチするんでしょうね。


--参考までに

■生産量が特定の国に偏っているもの
中国が希土類元素(レアアース)で95%、タングステンで83%、アンチモンで82%
南アがプラチナで72%、クロムで50%
豪州がタンタルで67%、チタンで31%

■日本で備蓄対象としてる鉱物
供給リスクが相対的に低い:ニッケル、クロム、モリブデン、マンガン
供給リスクが相対的に高い:タングステン、コバルト、バナジウム

■日本で注視対象としている鉱物
パラジウム、プラチナ、ニオブ、アンチモン、ジルコニウム、希土類、ストロンチウム、タンタル、ガリウム

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by beyondpark | 2007-05-22 21:16